永久歯が生え終わってから生えてくる1番奥の歯が親知らずです。10代後半からはえてくるので、「親が知らないところで生える=親知らず」との由来らしいです。
でも、この親知らずですが何かと厄介ですよね。歯磨きがうまくできずすぐ虫歯になったり(自分の歯磨きの仕方が悪いかもしれません)変な生え方をしたり歯茎が炎症を起こしたり…1番奥にあるので何かと気づかない事が多いんです。
ちなみに抜歯が必要な例ですが……
現代の人間(特にアジア、欧米、ヨーロッパ系の人種など)は顎が小さく、親知らずが生えるための十分なスペースがないことが多い。このため、横向きに生えたり傾いて生えてきたりする場合がある。このような場合は歯ブラシが入りにくく、虫歯や歯肉炎になりやすい。最悪の場合、親知らずから入り込んだ菌が心臓付近まで到達し、死亡することがある。
年齢が上がると顎骨と歯根が癒着してくることがある。このようになると抜歯が困難になるので、若いうちの抜歯が勧められる。
最初に抜歯をする事になった理由
私が最初抜いた親知らずはいつの間にか大きな虫歯になっていて、突然強い痛みを感じるようになりました。
「大きな穴ができたな..そろそろ歯医者に行かないと」と思っていた矢先でした。
その激痛はとても酷くすぐに歯医者に行って親知らずを抜いてもらいました。その経験というかトラウマもあり虫歯が見つかる度に親知らずを抜いていきました。
行きつけの歯医者は治療はせずに、希望があれば親知らずを抜くとのスタンスです。
その後、2本、3本と抜歯しました。
4本目の抜歯は難しい&痛い
そして今回が最後の親知らず!抜くのが難しいらしく例えるなら氷山の一角みたいな形でした。
上部に少し出て大半が歯茎に埋まっている感じです。「これは抜くのが痛いですよ」と先生のお墨付きの歯です。その親知らずに虫歯があったのですが少しちゅうちょしてしまい、半年間放置していました。
ですが、最近ジンジンと痛みを感じるようになったので、今回抜く事を決意したのです。
親知らずを抜いた当日
施術は1時間かかるとの事で麻酔を最初に打ちました。
その後に一言…
「歯茎は切らないといけませんね!」
「あっ…はい!」
一応説明はかるく聞いていましたがここで恐怖が。
この状況でやっぱやめますと言える状況ではありません。今までの3本は生え方が良かったのか、引っこ抜くだけで終了でした。
あれよこれよで施術スタート。
強い麻酔なので全く痛みはないのですがやはり音がすごいです。
ぎこぎこ….ウィーン。 と少ししてから「親知らずが骨に癒着してますね。もう少し頑張って下さい。」内容はよく分からなかったのですが、10分程で親知らずは無事に抜き終わりました。
最後に縫い合わせて終了です。
麻酔が効いていて痛みがなく舌で確かめると親知らず部分が凹んでいて大きな穴が空いてるではありませんか!
抗生物質と痛み止めを貰いその日は帰宅しました。 麻酔の効果が薄れるたびに痛みが増してきて食欲もなくなってきたので初日はゼリーだけにすることにしました。
あごも腫れてきて鏡で見てもわかるくらいです。痛み止めを途切れなく服薬していたので、痛いは痛いのですがまだ耐えられるレベルでした。あとは、あごに冷えピタを貼っていました。(これはかなりオススメです)
親知らずを抜いた2日目
翌日は少し痛みも落ち付き少しやわらかい固形の物も食べられます。先日からゼリーしか口にしていないのですが、なぜか食欲はわいてきません。
ほっぺたは先日よりも腫れていました。この日も消毒をするとの事で歯医者へ。約5分程で消毒は完了です。
後は1週間後に抜糸を行い終了予定です。
親知らずを抜いた3日目
相変わらず腫れはひいていないですが、痛みのピークは過ぎた気がします。あとは、徐々に痛みが無くなるのを待ちます。大体2カ月程で抜歯後の穴はふさがるそうです。
まとめ
親知らずは痛くなったり虫歯が悪化したりしたら抜けば良いと思いますが、痛みが酷くなったらかなりの苦痛です。
自分も激痛を経験してわかったのですが、その経験がトラウマになり親知らずが虫歯になるとすぐに抜きたい衝動にかられます。親知らずは抜く・抜かないは賛否両論ありますが、悪化しそうなら早めに対処するべきだと思います。
1番は歯磨きをもっと頑張れば良かったなと思いました。