最近インスタグラムなどでベースのエフェクターボードの画像を見る変な趣味があるのですが、そこでXOTIC(エキゾティック)のX-Blender(エックスブレンダー)というエフェクターをよく見ます。
実は私も持っているのですが、個人的にこのエフェクターがかなりおすすめなのです!
X-Blenderはどういったエフェクター?
何に使うのかと言うと人それぞれなのですが…例をあげてみると。
音痩せ対策
エフェクターを繋げは繋ぐほど音が劣化しますよね。そんな時に原音をブレンドして細くなった音を厚くします。
空間系や歪み系の音に原音をプラス
X-Blenderは空間系や歪み系と相性が良いのです!音に芯ができると言うか….他の楽器に埋もれない音になります。原音がミックスできるエフェクターも増えていますが、細かな設定が必要ならこちらのブレンダーがおすすめです。
自然なコンプ音に変化
コンプレッサーに原音を薄くブレンドして自然なコンプ音にしてくれます。
まとめると他のエフェクターをさらに強力なエフェクトにする感じでしょうか?
X-Blenderの個人的な接続方法
私の使い方は「MarkbassのSuper Synth」と「MultiStomp MS-60B」と「Hooker’s Green Bass Machine」を接続して原音をブレンドしています。
以前はエフェクターによっては、「なんか低音が物足りないな….」と感じることがありました。
そんな時にユーチューブで見たX-Blenderを接続して演奏しているこちらの動画を見たのがきっかけで購入しました。
あと、MS-60Bで空間系の音や歪み音をブレンドしています。
ワンコントロールのブレンダー(Mosquite Blender)も試しに購入したのですが、ブレンド調整のつまみしかなくボリューム調整がうまくできなかったのでこちらに変えました。
X-Blenderはどんなコントロール機能があるの?
コントロール部分は細かく設定する事ができます。
音量をコントロールできます。(パラレルモード時に有効)
boost on off
+6DBのブースト機能搭載。(パラレルモード時に有効)
Treble・Bassの2バンドeq
+- 12dBの調整ができます。(パラレルモード時に有効)
Phase Inv. Switch
ヴィンテージのエフェクターは位相が反対に出力されるそうなのですが、このスイッチを音にする事でエフェクト音がきれいに混ざってくれます。
※パラレルモード ・・・・ブレンドスイッチとトゥルーバイパススイッチがオン時。
真ん中の大きなつまみでブレンド量を調整できます。右に回すほどブレンド量が増します。
X-Blenderの難点
ブレンドするだけのエフェクターですが、価格は少し高めです。
単体では全く使えないので、自分の持っているエフェクターとの兼ね合いで必要・不必要との判断をして下さい。
最近はブレンド調整できるコントロールが入ったエフェクターも多々あります。
まとめ
縁の下の力持ちのようなエフェクターです。一つあるだけで自分のエフェクターの可能性が無限大に広がります。
ブレンド量の調整ができたり細かなコントロールであったり自分の求める音が見つけられると思います。
XOTIC ( エキゾティック ) / X-Blender