ベーシストの定番プリアンプエフェクターと言えば、やっぱりサンズアンプを思いうかべる人が多いのではないでしょうか?
私もやっぱりあの独特のドンシャリのハリ感のある音が大好きでエフェクターボードに入れて使用しています。やっぱりサンズ的な音にはなりますが、ずっと聞き慣れた音なので安心感や安定感もあるんですよね。
目次
サンズアンプの歴史
サンズアンプでお馴染みのTech21は、ニューヨークに拠点を置くプリアンプエフェクターで有名なメーカーです。
サンズアンプは1989年の発売(元はギター用のアンプシュミレーター)から現在に至るまで進化し続けるエフェクターです。
1989年
SansAmp Classicを発売
1994年
Bass Driver DIを発売
2005年
Bass Driver DI Programmableを発売
TECH21 SansAmp PROGRAMMABLE Bass Driver DI
2009年
Bass Driver DI Programmable Deluxeを発売
2016年
Bass Driver DI V2を発売
TECH21 SANSAMP BASS DRIVER DI V2
サンズアンプできることは?
1.エフェクターとして使用
2.DIとして使用
3.アンプシュミレーターとして使用
Programmable Bass Driver DIを購入
今までBass Driver DI を使っていましたが、最近になってProgrammable Bass Driver DIに乗り替えました。
3バンク仕様の機種ですが、基本構造は同じでスラップ用と指引き用と歪み用の使い分けを行いたくてこちらを購入!
海外のエフェクターボードをSNSでよく見るのですが、この3バンクのサンズアンプを良く見かけます。
設定した音の登録はとても簡単。
つまみを調整してスイッチをダブルクリックするだけで、プログラムできる手軽さがありがたいです。レイジーポットという回路が入っており、プログラム音とつまみの設定時の急激な音量差を軽減する機能も入っています。
サンズアンプのコントロール部分は6カ所
LEVEL
アウトプットから出力される音量を設定する
BLEND
サンズアンプを通して変化させた音と加工していないダイレクト音のミックス量を設定する
TREBLE
+-12dbで高域のブースト&カットを調整することが可能。
BASS
+-12で低音のブースト&カットを調整することが可能。
DRIVE
ゲインの設定を行えます。どんだけ歪ませるかを調整します。
PRECENCE
TREBLEより高い周波数帯のブースト&カットを調整可能。
サンズアンプのV2にはMIDDLEのつまみが新たに追加されていますよね。
ちょっと気になりますが、ミドルの帯域の調整用エフェクターもボードにいれているので、こちらで代用中。
サンズアンプって100%アナログ回路なので、ボード内の消費電流もあまり消費しません。
手軽で良い音で操作もシンプル。
なんか長年愛される理由が分かる気がします…。
サンズアンプの設定サンプル
さてさて、設定に関しはもう個人の好みです。人それぞれに感じ方も違いますので…!
私のちょっとおすすめ設定をご紹介したいとおもいます。
オーバードライブサウンド
ディストーションサウンド
指引き向けのサウンド
ドンシャリのスラップサウンド
tech21 公式の設定サンプル
FAT TUBE
FLAT TOP
DISTROTED BASS
BASSMAN STYLE
SVT STYLE
KINGS X STYLE
CRIMSON STYLE
SLAP
REGGAE
SOLO
FULL RANGE / CLEANE
ACOUSTIC GUITAR
CHAPMAN STICK LOW SIDE
CHAPMAN STICK HIGH SIDE
MID SCOOP
CLEANE BOOST
音はこちらで確認する事ができます!(youtube)
まとめ
何だかんだ言ってサンズアンプの音ってやっぱりかっこ良いですよね!
設定しだいでは全然印象の違う音を出せたりするので使い方は無限大です。
……その分納得する音を作るのも難しいのかな。
私も試行錯誤しながら良い音を出せるようさらに追及していきたいと思います!
TECH21 SansAmp PROGRAMMABLE Bass Driver DI