「カレー」と言えば、嫌いな人がいないんじゃないかって言うくらい人気の食べ物ですよね。
のんこママ
基本煮込むだけなので、時間が無い時にとても助かる料理です。
そんな美味しいカレーですが、カレールウには小麦粉や油が多く使われています。美味しいものほど体に悪いと言いますが、カレーも例外ではなさそうですね。
それに比べて、スパイスカレーは油の量を調整できるし、ダイエットにも最適なんです。
食べる漢方的なものなので、市販のカレーとはちょっと別の食べ物なのかなと思います。
のんこママ
こんなスパイスカレーが自宅で作れます!
目次
スパイスカレーとは?
インドやスリランカのカレーをベースに、独自のアイディアやアレンジを加えたスパイスのみで作られるカレーの事を指します。カレールーを使わないカレーと言うことですね!
使用するパウダースパイスは8種類
クミン
スパイスカレーには無くてはならないスパイス。セリ科に属しているスパイスで、突き抜けるような強い香りが特徴。他のスパイスと調和し易いです。
コリアンダー
こちらも重要なスパイス。クミンと同様にセリ科に属しており、甘く爽やかな香りが特徴で、全体のバランスを形成する中心のスパイスです。少し多めに入れると他のスパイスを引き立ててくれます。
ターメリック
ショウガ科に属するスパイスで、主に色味の調整などに使ったりしますが、土臭い独特の香りはスパスカレーに奥深さを加えることができます。入れすぎるとちょっと苦みが増すこともあるので注意が必要。
カルダモン
「スパイスの女王」と呼ばれているカルダモン。その名の通り、爽やかでフルーティーな香りをもっています。カレーに爽やかさをプラスしようと思うなら必須のスパイスです。
オールスパイス
フトモモ科の植物で、果実部分からできているスパイスです。クローブ・シナモン・ナツメグなどの香りをブレンドしたようなスパイスで、この独特の強い香りが爽やかさをプラスしてくれます。
カイエンペッパー
唐辛子をパウダー状にしたスパイスで、パプリカと同じく香ばしい香りが特徴です。辛みを追加するためには、欠かせないスパイスです。
フェネグリーク
砂糖を焦がしたような甘い香りが特徴で、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養を豊富に含んでいます。使いすぎると苦みが強くなるので、使用時は注意が必要です。
フェンネル
魚介や野菜など、いろいろな料理と相性の良いスパイスです。素材の味を引き出す頼もしいスパイスです。
今回は、この8種類のスパイスをベースに作りたいと思います。
パウダースパイスの比率は?
いつも使うパウダースパイスの分量の比率は、小さじベースでこんな感じです。
・コリアンダー : 2.5
・クミン : 1
・カルダモン : 1
・フェネグリーク : 1
・オールスパイス : 1
・フェンネル : 1/2
・チリペッパー : 1/2
・ターメリック : 1/2
用意する材料はこんな感じ
材料 (4人分)
・ジャガイモ:1/4個
・玉ねぎ:1個
・トマト:1.5個
・塩:小さじ1
・ヨーグルト:大さじ1
・ニンニク:1片
・出汁パック:1
・手羽元:8本
ホールスパイス
・カルダモン:2粒
・クミンシード:小さじ1
パウダースパイス
・コリアンダー : 小さじ2.5
・クミン : 小さじ1
・カルダモン : 小さじ1
・フェネグリーク : 小さじ1
・オールスパイス : 小さじ1
・フェンネル : 小さじ1/2
・チリペッパー : 小さじ1/2
・ターメリック : 小さじ1/2
スパイスカレーの調理スタート!
ひたすら炒める
フライパンにオリーブオイルを大さじ3杯入れて、ホールスパイスを炒めましょう。
・カルダモン:2粒
・クミンシード:小さじ1
にんにく1片はみじん切りにして、ホールスパイスと一緒に炒めます。
玉ねぎ1個をみじん切りにします。
カルダモンがぷくっと膨れてきたタイミングで、玉ねぎをフライパンへ投入します。
玉ねぎは中火でじっくりと炒めていきましょう!
この時に塩を小さじ1入れます。(足りなければ追加で)
のんこママ
玉ねぎはアメ色になるまで炒めるので、今のうちに他の準備を行いましょう!
じゃがいもは1 / 4個分をすりおろします。( 煮込む時にとろみをつけるために使用 )
手羽元を茹でる
水800mlで、手羽元を茹でます。
手羽元のエキスが茹で汁に染み出すので、煮込む時用にとっておきましょう。
あくはこまめに取ってあげましょう!
ここで、だしパックを入れて和風の風味を加えてあげます。
今回はAJINOMOTOの濃厚だしパックを使いました!
少し煮込んだら、一旦保留。
煮込んだ手羽元は取り出して、グリルで焼きます!
のんこママ
煮込んだりとかでも構いませんので、ここはお好みで!
ジューシーな手羽元は、やっぱり美味しそう。
カレーの素を作る
玉ねぎを炒めていると、どんどんアメ色へと変化していきます。
ある程度火が通った段階で、水を50ml入れて加熱しながら水分を飛ばします。
私はまろやかなベースのカレーにしたいので、ほんのり色がつくくらに炒めます。
大体ですが、こんな色が自分の好みです。ここも個人差ありますので、いろいろ試して自分の好きな炒め加減を見つければ良いかなと思います。
しっかりと玉ねぎに火が通ったら、さいの目切りにしたトマトを1.5個投入します。
中火で水分をじっくり飛ばしましょう。
このくらいにできたらいい感じです。
水分が良い感じで飛んだところで、ここでパウダースパイスの投入です。
今回はこのスパイス配合
・コリアンダー : 小さじ2.5
・クミン : 小さじ1
・カルダモン : 小さじ1
・フェネグリーク : 小さじ1
・オールスパイス : 小さじ1
・フェンネル : 小さじ1/2
・チリペッパー : 小さじ1/2
・ターメリック : 小さじ1/2
スパイスの総量は大さじ2+小さじ2くらいで4人前のカレーができます。
スパイスを投入して、よく絡めます。
これでカレーの素の完成です!
スパイスを買うならネットがおススメ!
最近、楽天市場の「大津屋」(スパイス専門店)を利用するのですが、スパイス激安です!
煮込む作業を開始
ここまできたら完成までもう少しです!
続けてヨーグルトを大さじ1 投下。
焼いた手羽元もこのタイミングで入れて、カレーの素に絡めます。
続けて先ほど取って置いた茹で汁を500ml追加します。
茹で汁を入れるとカレーっぽくなってきました!
先ほど、とろみをつける用にすりおろしたジャガイモも入れて煮込んでいきます。
お好みでガラムマサラを投入
ぐつぐつと煮つめてる間で、ここでガラムマサラの隠し味を!(なくてもOK)
小さじ1/3ほど入れます。
スパイスカレーは、ちょっと手間がかかりますが、できた時はやっぱり嬉しくなっちゃう&何故か盛り付けにこだわるようになります。
そして、完成したカレーがこちら!
手羽元のだしと和風だしが効いた濃厚で深みのあるスパイスカレーが完成しました。
トッピングはお好みで好きなものをのっけて下さい。
ご飯はターメリックライス
お米はターメリックを大さじ1入れて炊き上げています。
鮮やかな黄色のご飯が完成します。
まとめ
私も「スパイスカレーなんか作れない!」って最初は思っていましたが、意外と手順を追えば誰でも作れます。アレンジも無限大ですので、一旦ハマると本当に奥が深くて面白いです。
1つの趣味としておすすめのスパイスカレー。
これからも色々勉強して美味しいカレーを作れるようになりたいと思います。
なんたって、体に良いし美味しいし…とにかくおススメです!
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