ギターを始めて最初につまづくのがコードの練習ではないでしょうか?
「なんでこんなにコードってあるの?」
「あ~押さえ方忘れた!」
などなど、自分もどんどんコードの沼に陥って、やる気をそがれた経験があります。丸暗記って力業じゃ当然限界がくるものなんですよね。コードの練習って….。記憶力が良い人ならすぐに習得できるかもしれませんが、自分みたいにモノ忘れが激しい人にとっては、全然覚えられません!
そもそもコードって何?
コードは日本語で言うところの和音で、3つ以上の音を重ねることによって独特の響きを出すことができます。3つの音の重なりでつくられるコードはトライアド。4つ以上の音で作られる音はセブンスコードであったりテンションコードと呼ばれたりします。
のんこパパ
私もまだまだ勉強中。今回役にたった教則本達をご紹介したいと思います。
もうどんなコードネームを見ても弾けるよ!って方には物足りないかもしれませんが、ご容赦ください!
目次
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論
音楽理論は勉強したくない!って初心者に、おすすめの教則本。600個のコードを記憶に頼らずにイメージで導き出す7つのルールが書かれています。「こん(5)ばん(8)み(3)」の3つの度数を基本形として、いろいろなコードへと変化させていきます。ここをずらせばこのコードになるのか…と難しい話はなく、初めてコードの勉強をする方にとっては学びやすい内容となっています。ちょっとした理論も習得することができます。
指板図くんのギター・コード講座
初心者にとって初歩的な部分の解説と効率的にギターコードを覚えられる方法が分かりやすく書かれています。この教則本は「コード名の意味がわかるようになる」「簡単なコードならすぐに押さえ方がわかる」「複雑なコードも自分で作れるようになる」と3つの目標を掲げていて、習得するまでの内容が分かりやすく書かれています。構成音を理解することで、いろいろなコードへと変化することができます。
使える!コード理論丸暗記不要のクリエイター向けレッスン
コードを勉強する中で、最終的にはコード理論を勉強したくなります。「丸暗記ではなく体得!」との記載があるように、この教則本を通して理論を学ぶとともに心地良い響きが出せる基本作法を学ぶことができます。内容は中級者向きですが、図もふんだんに入っているので、読んでいて苦になりません!セカンダリードミナントや裏コードやディミニッシュなどなど曲作りのテクニックも学べるので、教科書的な1冊になると思います。
ギター・コード・ボイシング完全攻略!
5弦や6弦ルートのコードが一般的ですが、あえて他の弦でのルートでコードを弾くといコンセプトの教則本です。さまざまな押さえ方を習得する事で、臨機応変な対応であったり、表現力を高めてくれます。たくさんのコードのアプローチを覚えることで、度数の理解を深めたり、瞬発力を鍛える事ができます。あえてルートを押さえないコードで、自由度を高める方法は勉強になりました。
ギタリストのためのやさしく覚えるテンションコード
テンションは、元のコードトーンに含まれない音で奥行きやコードの機能を助長させる効果があります。お洒落なコード進行をつくる為には、必須のコードですね。「9,11,13」のテンションコードを自在に操る方法と理論を1冊に分かりやすくまとめています。ディープなサウンドやお洒落な曲が大好きな方にとっては、ぴったりな1冊ではないでしょうか。
大きく見やすい!ギターコードブック
コードブックって、たくさん出版されています。こちらも他の書籍と同じような内容かと思いきや….コードの種類、テンションコードの掲載数、さらに構成音が書いていたりと内容がとても充実しています!さらに、A5サイズなので、持ち運びに便利。そっとケースに忍ばしていても邪魔になりません!
コード進行スタイル・ブック
コード進行のいろいろなパターンを詳しい解説も交えて学ぶ事ができます。115種類のコードパターンをインプットし、曲作りに役立てようとのコンセプト。また、コードパターンを使用している有名な参考曲も書いてあるので、この曲はこのパターンなのだ!と、イメージがしやすいです。ワンパターンで、曲作りがマンネリ化している人には重宝する一冊です。
かっこいいコード進行88
マンネリ化したコード進行から脱却する為のアイディアを与えてくれる1冊。都会的でジャズテイストのお洒落なコード進行が88個掲載してあります。人と違った曲を作りたい方にとっては力強い味方になるのではないでしょうか?
まとめ
コードは複雑かつ奥が深いものです。完璧に習得するにはやはり時間がかかりますし、たくさんの練習が必要です! ただ、教則本があれば習得への近道ができるかもしれません。教則本もたくさんあって、迷ってしまうかもしれませんが、自分にあった1冊を見つけて、楽しくギターの練習しましょう。